2020年9月22日火曜日

おしゃべり時計withUSB開発日誌(11)、Sleep時の消費電流。

 1.Sleep時の消費電流、またはバックアップコンデンサの有効時間。

以前Sleep時の消費電流が1mA程度であったが、これの原因の一つがCDSで明るさを検知してPIC32MXのコンパレータへの入力回路にあった。

問題の回路は+5VをCDSと100KΩの抵抗で分圧してコンパレータの入力としていた。 周囲が明るいとき、CDSの抵抗値は数10KΩ以下となり、コンパレータの入力がCPUの電源電圧+3.3V以上となり、漏れ電流が流れてしまっていたようである。


以前の回路


この部分を下記のように追加で100KΩの抵抗を入れる事により、コンパレータへの入力を+2.5V以下にすることにより、Sleep時の消費電流を600uA程度に抑える事ができた。


修正した回路

CMP1, CMP2両方とも100KΩづつ追加した理由は、CMP1,2のリファレンス電圧が一つしか指定できす閾値を揃える為である。 またCMP1に100KΩを3っつ直列に並べたのは、抵抗の在庫を増やしたくなかったのと、同じロット内の抵抗ならばそれぞれの誤差の偏りが同様なので、1/3の分割がより誤差が少なくなる為としておく。

その他あちこち弄ってSLEEP時の消費電流を下げようと悪戦苦闘したのだが、結局520μAまでしか下がらなかった。

20200922(+20hぐらい?)



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