VFDのフィラメントの駆動には、Hブリッジドライバ BD6211F を使用して、交流で直列に繋いだ6個のVFDのフィラメントに電圧をかけています。
各VFD管の明るさを調整する為、そのVFD管を光らせる時にPWMでフィラメントの電力を増減させるアイデアです。
1.PWM信号①⇒JKフリップフロップ⇒HブリッジのLRをシーソーのように交互にHighにする信号②の生成。
2.上記①と②の信号をAND回路で合成してHブリッジを駆動する信号を生成。
1-①PWM信号の生成
1-②JKフリップフロップで1/2に分周し、HブリッジをONにする信号を生成。
PWMとJKフリップフロップの信号をANDで合成。
※PWMの出力をCLCINA, JKフリップフロップの出力をCLCINBにつないでいます。PWM信号とJKフリップフロップの出力をMCCで直接指定できないため、一旦ポートに出力して、再度CLCINA,CLCINBに入れています。
※JKフリップフロップの入力はCLCINBから反転させてロジックにつないています。
上記手順で生成した出力信号です。一番上の赤から、、
赤:PWM出力
黄:JKフリップフロップ出力
青:AND①出力
紫:AND②出力
これで調整幅はすくないものの、各VFD管の明るさを個別に調整できるようになりました。
しかしながら、この明るさの調整は気休め程度です。
VFD管を1msecでダイナミック駆動した所、各VFD管の明るさの差が少なくなりました。下記に表示の様子をしまします。 20210207(+6.0h)
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