部品の配置が終わったら配線を引いていきます。 今回は自動配線は行わず、全て手配線です。
まずネットクラスの設定し、各配線をネットクラスに割り当てます。 KiCad7.0になって配線をネットクラスに割り当て方法がよくわからなくなりました。
とりあえずは以下の方法でネットクラスへ割り当てています。
1.PCBエディターを起動し、基板の設定画面を開きます。
2.デザインルール、ネットクラスを開きます。 必要なネット幅のネットクラスを作成します。Defaultを0.2mm幅とし、追加で0.3mm, 0.5mm, 0.7mm を作成します。
3.回路図エディターを開いて、配置メニューの中のレベル追加をクリックします。 *ネットクラス指示を追加のボタンがありますが、使い方がよく分かりませんでした。
4.ラベルのプロパティを開いたら、ラベル名を記入します。
5.線幅を指定したい配線に、ラベルを貼り付けます。
6.貼り付けたラベルを右クリックして、ネットクラス割り当てをクリックします。
7.右上にあるネットクラスから、割り付けるネットクラスを選びます。
8.線幅を指定する必要のある配線のネットクラスを設定した後、PCBエディタで、基板の設定>デザインルール>ネットクラスで、ラベルとネットクラスが紐づいていることを確認します。
9.ネットクラスの配線が終わった後は、PCBエディタで配線をしていきます。
GNDの配線幅は指定せずDefaultとしています。後でベタパターンを指定すると、スポーク上にパターンが作成されますので十分な線幅となります。
最終的に出来上がったアートワークは下記のようになりました。
アートワークが出来上がったら、GERBERファイルを出力して、FusionPCBへ発注しました。
20240111 +16.0h
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