2020年2月4日火曜日

PIC32MX USBMSC USBメモリのアクセス、不調の原因

アクセスがエラーになるUSBメモリがあるものの、それ以外のUSBメモリのアクセスが出来るようになりましたので、FatFsを組み込んで、いつものpicクラブの情報交換会に発表に行ってまいりました。

しかしながら持参したパソコンの調子が悪く、後閑先生からノートパソコンをお借りしてデモを実施したのですが、これがどうやっても途中でエラーが発生して、USBメモリのアクセスが上手くいきません。 なんとか持参したパソコンを再起動して、情報交換会の最後でデモを行う事ができました。 

この事象により今まで不安定だった原因がいくらか判明しました。
実はこのプロジェクトで作成したデモ用の基板は、秋月のUSB-シリアル変換器からのバスパワーで動かしています。 この USB-シリアル変換器の回路図を確認したところ、バスパワーの供給ラインの途中に保護用に100mAのポリスイッチが入っていました。



 
つまり、このUSB-シリアル変換器で供給できる電流は100mAまでです。USBによってはアクセスが発生した場合に大きな電流を消費し電源電圧が下がって不安定になったものと思われます。

この100mAのポリスイッチをバイパスし、USBメモリの根本に100uFのコンデンサを追加してかなり安定してUSBメモリにアクセスが出来るようになりました。

今回判明したUSBメモリの消費量が意外に大きいので、これは今後の設計の課題となりそうです。

20200204
















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