2021年3月7日日曜日

VFD_LD8035E_CLOCK 開発日誌(15) 目標の基板外形の大きさは 10cm×5cm。

 とりあえず、基板外形の大きさは、 10cm×5cmにしました。

まぁまぁ収まりそうな気配です。



一旦ばらして、VFD管、スイッチ、CPU、ドライバなどの大まかな配置をきめます。 また昇圧回路やリセット回路など、部分ごとの部品をそれぞれ集めます。


アアデモナイコウデモナイと悩みながら、一応の部品配置を完了しました。

スペースが足らなかったので電源ターミナルは削除しました。 また220uFのコンデンサの大きさを8mmから12.5mmに変更しました。 耐圧50V のコンデンサを使うためです。


VFD LD8035Eのフットプリントは、実寸をノギスで計って作っていましたが、このフットプリントだとピンの間に配線が通せません。 フットプリントの外側に配線を回すことも考えましたが、基板の大きさの制約で外側に配線するのは難しそうなので、ピン間を広げたフットプリントを作成することにしました。

最初に作成したフットプリント

ピン間隔を空けたフットプリント。

何種類か試して、ピン間に0.3mm幅の配線を通せるフットプリントに修正しました。
20210307(+4.0h)


つづいて部品配置とマイコンの接続ピンの見直しをして、配線しやすいように検討しました。


以前の回路図

部品配置・接続ピンを見直した回路図


最終的に出来上がったPCBは下記のとおりです。
表面のシルク

表面配線パターン

裏面配線パターン

全体の状態(ベタパターンは非表示)





ネットリストで、電源元から各配線の線の太さを段階的に細くするように指定しました。 電源(0.9mm)>12v/5v回路(0.7mm)>VFD配線(0.3mm)>デフォルト(0.2mm) となっています。


今回ホームページのURLをQRコードにして裏裏面シルクに配置してみました。

今回もFusionPCBに発注しました。下記にFusionPCBに発注したときのガーバービューアーの画像を添付します。






20210314(+6.0h)










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